2011年3月19日土曜日

古事記編纂1300年紀—2012年—

古事記編纂1300年紀—2012年—

◆2012年「古事記編纂1300年紀」

企画概要

現在の日本人の消費動向や消費心理を見ると、日本が高度に成熟した社会に達してきたこともあり、モノに対する所有欲ではなくコトに対する欲求がますます高まっています。その傾向の現れとして、歴史・文化への関心と歴史的・文化的な体験欲求が顕著に表面化してきました。

そんな中、日本各地では地元の歴史遺産・文化遺産など地域資源を活かした取り組みと、こうした資源を活用した感性産業の創出の動きが活発です。特にここ数年は、NHK大河ドラマが牽引役となり「戦国」「明治維新」などの歴史へ多くの人々が注目と関心を集めています。

と同時に2年前の2008年「源氏物語千年紀」に見られるように古典などへの関心・興味が静かに高まっていることにも注目しなければなりません。2~3年前から中高年向けのNHKの番組「日めくり万葉集」や出版物として「古事記・日本書紀」のわかりやすい解説本やイラスト・マンガで紹介する日本神話の解説書など本屋の棚に並びます。

また奈良では平城京遷都を祝う「平城遷都1300祭」が催され多くの観光客を集めています。今年2010年は「平城遷都1300年祭」、2年後の2012年は「古事記編纂1300年紀」、10年後の2020年は「日本書紀編纂13000年紀」、49年後は「万葉集編纂1300年紀」を迎える事を考えると、「古典」「古代」への関心も今後高まっていきクローズアップされていくでしょう。

「古事記」「日本書紀」「万葉集」を一括りにし「記・紀・万葉編纂1300年紀」として日本の古典とその文化を楽しむ質の高いコンテンツを開発すれば、ビジネスにしていく可能性があると考えます。例えば「記・紀・万葉編纂1300年紀」コンテンツとしては、「記・紀・万葉」に登場する地域の観光地・文化施設を楽しむ文化イベントの開催や旅行企画。「記・紀・万葉」をテーマにした演劇などのエンターテイメントなど。

とりわけ昨今の「縁結び」「パワースポット」「聖地巡礼」などの精神的な欲求を満たす傾向が高まってきている事を考えると、「記・紀・万葉」に登場する神話や神々をクローズアップし、わかりやすいストーリーづくりでコンテンツ(イベント・旅行・メディアコンテンツ・エンターテイメント・グッズ・土産物など)を開発し、潜在需要を掘り起こすことが重要です。

まだこうした「記・紀・万葉編纂1300年紀」の取り組みは、関連地域や関連業界では表面的には少ないです。2年後に確実に来る「古事記編纂1300年紀」を絶好のビジネスチャンスとして捉え、新しい歴史文化ビジネスの開発がや文化ビジネスの開発が急務です。

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