「古い知恵」と「新しい知恵」を融合し、「新たな価値創造」を企画プロデュースする仕事。特にIT/Webを有効に活用し、人がワクワク・ドキドキ・ウキウキするような「コンテンツ」を世の中に出したいと思っています。 「古事記・古代史」「サイクル・スイム」「スマートフォーン」に嵌るWebプロデューサー・スサノヲ(スサノオ)
2012年5月4日金曜日
2012年1月11日水曜日
◆日本と日本人の神観念、自然と共に生きる
太古より、日本は四季に恵まれた風土であった。そこに住む我々の祖先の日本人は、自然の恩恵をいただき、自然の恵みに感謝をして生きてきた。
恩恵をもたらしてくれる自然に、祖先の日本人は、大きな力の働きを感じ取っていた。自然界の森羅万象に大きな力の働きが存在し、我々に恵みを与えてくれると・・、しかしときには、災いを与えると・・・。
こうした日本人の自然観が即ち、素朴な日本人の神観念を生み出していくのである。
特に水への信仰は、生きていくには無くてはならないもの、生きとし生きるものを育むものとの観念があった。そして、その水を育むのは、降った雨を大地に蓄える森林の役割であることを、太古より人々は知っていた。
京都の貴船(きぶね)の地名の起りは、水源の神の鎮まるところ、そこは樹の生い茂った山、「樹生嶺(きふね)」だというわけである。
だから我々の祖先は、感謝こそしても、決して樹木を粗末には扱わなかった。自然がもたらす恵みに感謝しつつ、自然と共に生きて来たのである。
スサノヲ(スサノオ)
◆神社魅力プロデューサー
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◆2012年 古事記編纂1300年記念
「なにごとの おわしますかは 知らねども かたじけなさに なみだこぼるる」
この言葉は、仏僧であった西行法師が伊勢神宮を参拝した際に詠んだとされる歌である。
自然崇拝を起源とする日本の神々は、目には見えない。
しかし八百万の神々は、神話の時代から今日に至るまで、時代とともに変化しながらも、さまざまな思想や宗教と宗教などと習合しながら、常に日本人の心に生き続けてきた。
2012年、現存する中では最古の歴史書「古事記(こじき・ふることぶみ)」が1300年を迎える。この「古事記」という書物には「国土の誕生につ いて」「日本の神々について」「日本の歴史について」、「日本」と「日本人」のこの国のすべてのことが古代の人々の感性で語られている。
また、日本全国の神社で祀られてる「アマテラス」「スサノヲ」「オオクヌシ」などの神々の物語である「天の岩屋戸開き」「八岐大蛇退治」「稲葉の素兎」などがいきいきと描かれているのだ。
古代の人々が心に描いた世界観である「八百万の神々が今も生きる日の本の国の神々のものがたり」を知ることで、今一度「日本」と「日本人」のことを真剣に考えてみよう。いや、エンターテイメントとしても大変に面白い物語だ。この記念すべき年を機会に、ぜひ読んでみよう。
スサノヲ (スサノオ)
日本の神々の世界(八百万の神々)と神祭り、太古の息吹・「カミ」と感応し、忘我の境地へ
太古より日本人は、豊作を祝い大漁を寿ぎ「カミ」に感謝し、またその次の年もよき年であるよう祈願する「神祭り」を行ってきました。
「神 祭り」は、時には熱 狂的な非日常的空間を出現させます。聖なる山奥の神社の漆黒の闇、何処からこんなに集まったのか境内は氏子で埋め尽くされます。松明の火が燈され、炎はメ ラメラと上空へ舞いあがり、暗闇の天空を真っ赤に染めます。炎は人を陶然とさせ、次第に氏子たちの顔は紅潮、心臓の鼓動が高鳴ります。
すると、祭りの興奮は最高潮に高まり、氏子たちの体から湧き出た凄まじいエネルギーは、太古の息吹・「カミ」と感応し、忘我の境地へと導きます。
そ こには個人という意識は希薄で、すべては一つであり、こうした体験を共有することにより、人々は「カミ」と共にいることと氏子としての絆を再認識します。 祭りとは太古より、「カミ」を通じて人間を癒し、共同体を維持させてきた、壮大で強力な舞台装置であったのです。
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◆2012年 古事記編纂1300年記念
「なにごとの おわしますかは 知らねども かたじけなさに なみだこぼるる」
この言葉は、仏僧であった西行法師が伊勢神宮を参拝した際に詠んだとされる歌である。
自然崇拝を起源とする日本の神々は、目には見えない。
しかし八百万の神々は、神話の時代から今日に至るまで、時代とともに変化しながらも、さまざまな思想や宗教と宗教などと習合しながら、常に日本人の心に生き続けてきた。
2012年、現存する中では最古の歴史書「古事記(こじき・ふることぶみ)」が1300年を迎える。この「古事記」という書物には「国土の誕生につ いて」「日本の神々について」「日本の歴史について」、「日本」と「日本人」のこの国のすべてのことが古代の人々の感性で語られている。
また、日本全国の神社で祀られてる「アマテラス」「スサノヲ」「オオクヌシ」などの神々の物語である「天の岩屋戸開き」「八岐大蛇退治」「稲葉の素兎」などがいきいきと描かれているのだ。
古代の人々が心に描いた世界観である「八百万の神々が今も生きる日の本の国の神々のものがたり」を知ることで、今一度「日本」と「日本人」のことを真剣に考えてみよう。いや、エンターテイメントとしても大変に面白い物語だ。この記念すべき年を機会に、ぜひ読んでみよう。
スサノヲ (スサノオ)
2012年1月9日月曜日
◆神話の世界観、本能的に世界の本質を感じ取る
◆神話の世界観、本能的に世界の本質を感じ取る
神話とは何か。この問いに対して多くの学者がさまざまに定義を試みてきた。
それらの学説は多岐にわたるが、例えばルーマニア生まれの宗教学・宗教史学者ミルチャ・エリアーデは「神話と現実」の中で次のように論ずる。
「神話は神聖な歴史を物語る、それは原初の時、『始め』の神話的時に起こった出来事を物語るものである。いいかえれば、神話は超自然者の行為を通じて、宇宙という全実在であれ、一つの島、植物、特定な人間行動、制度のような部分的実在であれ、その実在がいかにもたらされたかを語る。そこで、神話は、常に『創造』の説明であって、あるものがいかに作られたか、存在し始めたかを語る。」
今と違って、古代の人たちは素朴だが、純粋に、本能的に世界の本質を感じ取っていた。それを、物語として未来に伝えているのかもしれない。
もしかして、現在の緊張した国際社会、複雑な人間関係の中で生きる現代人にとって、神話が与えてくれる新しい視点は、新たな問題解決のヒントを与えてくれるかもしれない。
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「なにごとの おわしますかは 知らねども かたじけなさに なみだこぼるる」
この言葉は、仏僧であった西行法師が伊勢神宮を参拝した際に詠んだとされる歌である。
自然崇拝を起源とする日本の神々は、目には見えない。
しかし八百万の神々は、神話の時代から今日に至るまで、時代とともに変化しながらも、さまざまな思想や宗教と宗教などと習合しながら、常に日本人の心に生き続けてきた。
2012年、現存する中では最古の歴史書「古事記(こじき・ふることぶみ)」が1300年を迎える。この「古事記」という書物には「国土の誕生について」「日本の神々について」「日本の歴史について」、「日本」と「日本人」のこの国のすべてのことが古代の人々の感性で語られている。
また、日本全国の神社で祀られてる「アマテラス」「スサノヲ」「オオクヌシ」などの神々の物語である「天の岩屋戸開き」「八岐大蛇退治」「稲葉の素兎」などがいきいきと描かれているのだ。
古代の人々が心に描いた世界観である「八百万の神々が今も生きる日の本の国の神々のものがたり」を知ることで、今一度「日本」と「日本人」のことを真剣に考えてみよう。いや、エンターテイメントとしても大変に面白い物語だ。この記念すべき年を機会に、ぜひ読んでみよう。
スサノヲ (スサノオ)
◆神話の死生観、死を発見し理解し概念として他者と共有した
◆神話の世界観、本能的に世界の本質を感じ取る
神話とは何か。この問いに対して多くの学者がさまざまに定義を試みてきた。
それらの学説は多岐にわたるが、例えばルーマニア生まれの宗教学・宗教史学者ミルチャ・エリアーデは「神話と現実」の中で次のように論ずる。
「神話は神聖な歴史を物語る、それは原初の時、『始め』の神話的時に起こった出来事を物語るものである。いいかえれば、神話は超自然者の行為を通じて、宇宙という全実在であれ、一つの島、植物、特定な人間行動、制度のような部分的実在であれ、その実在がいかにもたらされたかを語る。そこで、神話は、常に『創造』の説明であって、あるものがいかに作られたか、存在し始めたかを語る。」
今と違って、古代の人たちは素朴だが、純粋に、本能的に世界の本質を感じ取っていた。それを、物語として未来に伝えているのかもしれない。
もしかして、現在の緊張した国際社会、複雑な人間関係の中で生きる現代人にとって、神話が与えてくれる新しい視点は、新たな問題解決のヒントを与えてくれるかもしれない。
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「なにごとの おわしますかは 知らねども かたじけなさに なみだこぼるる」
この言葉は、仏僧であった西行法師が伊勢神宮を参拝した際に詠んだとされる歌である。
自然崇拝を起源とする日本の神々は、目には見えない。
しかし八百万の神々は、神話の時代から今日に至るまで、時代とともに変化しながらも、さまざまな思想や宗教と宗教などと習合しながら、常に日本人の心に生き続けてきた。
2012年、現存する中では最古の歴史書「古事記(こじき・ふることぶみ)」が1300年を迎える。この「古事記」という書物には「国土の誕生について」「日本の神々について」「日本の歴史について」、「日本」と「日本人」のこの国のすべてのことが古代の人々の感性で語られている。
また、日本全国の神社で祀られてる「アマテラス」「スサノヲ」「オオクヌシ」などの神々の物語である「天の岩屋戸開き」「八岐大蛇退治」「稲葉の素兎」などがいきいきと描かれているのだ。
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スサノヲ (スサノオ)
◆神話の死生観、死を発見し理解し概念として他者と共有した
◆神話の死生観、死を発見し理解し概念として他者と共有した
死の概念は、人類の進化とともに現れてきた。
ネアンデルタール人は、死を理解し、死者に花を供えたという。日本でも、縄文時代草創期に長野県野尻湖の遺跡で、死者に花が供えられていたことが花粉分析によって確認されている。
人類以外の動物は死んだ仲間に花などを手向けない。人類が花を手向けたり、墓を作るのは、死を発見し、理解し、概念として他者と共有したからである。
死の発見は同時に、生の発見でもあったのではないだろうか。生の発見は、生命や霊魂についての観念、死後の世界や他界についての観念の生成を意味する。
つまり、宗教の誕生である。
人類の進化の歴史の上で、死の発見ほど偉大な発見はなかったと言っていい。それは精神世界のビックバンをもたらしたに違いない。
世界各地に伝わる死の神話や叙事詩は、人類の祖先による死の発見と他界観念の生成をめぐる物語である。
シュメールの女神イシュタルなどの神話は、日本神話のイザナミの国生みと黄泉の国神話と共通する部分がある。
日本の神話の中に、死生観を見てみますと、
1、イザナギ・イザナミ神話
2、アマテラス・スサノオ神話
3、スサノオ・オオクニヌシ神話
の中に見られるが、その中でも、1のイザナギ・イザナミの黄泉の国の神話に、生と死を分かつ物語が集約されている。
物語は、高天の原から天下り、二神の結婚により大八島および神々が生まれる。イザナミは、火の神カグ土に焼かれ黄泉の国へいく。
イザナギは悲しみ黄泉の国へ探しに行くが「見るな」の禁忌を破りイザナギの姿を見てしまう。イザナギは逃げて、黄泉比良坂で事戸渡しする。この後、イザナギは、死穢の禊祓により三貴神の誕生となる物語である。
黄泉比良坂では、神々を生み出したイザナミが、死後一転して一日に千人ずつ人間をくびり殺す恐怖の死の神、黄泉津大神となり、イザナギは、されば一日に千五百人の人間を生もうと宣言する。
このようにイザナミは、生と死の両界の創造者であり、死には、生者を死へと引きずり込もうとする力が内在すると考えられていたのだ。
その死の力の影響を払拭する方法が、「『吾はいなしこめしこめき穢き国に到りてありけり。故、御身の禊ぎせむ』とのりたまひて筑紫の日向の小門の阿波岐原に到り坐して禊祓ひたまいき」と記されているように、死の力を祓い清める行為である。
禊ぎ祓われたわけであるが、そこに三貴神(アマテラス・ツクヨミ・スサノヲ)の誕生となるのである。ここに生と死のダイナミックな循環のメカニズムを持つ死生観が見えてくる。
神話とは、神と人と世界の始原を説く物語である。ここから学び取る事は、多々ありそうだ。
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「なにごとの おわしますかは 知らねども かたじけなさに なみだこぼるる」
この言葉は、仏僧であった西行法師が伊勢神宮を参拝した際に詠んだとされる歌である。
自然崇拝を起源とする日本の神々は、目には見えない。
しかし八百万の神々は、神話の時代から今日に至るまで、時代とともに変化しながらも、さまざまな思想や宗教と宗教などと習合しながら、常に日本人の心に生き続けてきた。
2012年、現存する中では最古の歴史書「古事記(こじき・ふることぶみ)」が1300年を迎える。この「古事記」という書物には「国土の誕生について」「日本の神々について」「日本の歴史について」、「日本」と「日本人」のこの国のすべてのことが古代の人々の感性で語られている。
また、日本全国の神社で祀られてる「アマテラス」「スサノヲ」「オオクヌシ」などの神々の物語である「天の岩屋戸開き」「八岐大蛇退治」「稲葉の素兎」などがいきいきと描かれているのだ。
古代の人々が心に描いた世界観である「八百万の神々が今も生きる日の本の国の神々のものがたり」を知ることで、今一度「日本」と「日本人」のことを真剣に考えてみよう。いや、エンターテイメントとしても大変に面白い物語だ。この記念すべき年を機会に、ぜひ読んでみよう。
スサノヲ (スサノオ)
2012年1月3日火曜日
◆正月の起源と生命の循環と再生のシステム
◆正月の起源と生命の循環と再生のシステム
※正月の起源については(大自然に抱かれた、魂の循環と再生のシステム)
太古の昔、古代の日本人(倭人)には倭人の時間観(暦)があったようで、その時間観(暦)は太陽と月が規定していたようである。では、その倭人の時間観(暦)とはどういうものであったのであろうか。
それは、世界と人間が「死と再生」を繰り返す時間と考えていたようだ。時間とともに世界と人間は、死に再生するものだと考えていたと思われる。
倭人にとっては、中国の文明文化を受け入れた古代以前の太古において、時間観(暦)は、天空にある太陽と月であったはず。この二つの天体・太陽と月が太古の時間を基本的に規定し、年と月の観念が出来上がったと思われる。
年は太陽の周期で、その活動には二極の節目あった。すなわち最盛期と最弱期で、今で言う夏至と冬至の頃がそれにあたる。
そして冬至期こそが、太古の「正月」であったのかもしれない。正月とは一年の始まりである。始まるためには一度終わっていなければならない。すなわち死んでいなければならないわけである。
事実、世界の神話や祭祀を見れば、冬至は太陽の死である。そして同時に新たな太陽の誕生の時でもあった(太陽祭祀や太陽復活祭などから)。
もしかすると、太陽の死と再生のときが「正月」であったのかもしれない。それは太陽ばかりではなく、人間にとっても同じで、人間もこのとき死に、再び生まれ、蘇るのものと考えていたようだ。(夏至期の時にも、世界と人間は死と再生をくり返すと考えられていたようである)
月についても太陽のように、死と再生をくり返す。そして月の霊威の最盛期は満月の夜である。この夜、世界と人間は最大の生命エネルギー(生命力)を浴びる。これが「月見」だといわれている。
このように太古の時間観(暦)は、月の「死と再生~満月~死と再生」というひと月のリズムと、太陽の「死と再生~最盛期~死と再生」という一年のリズムとから成り立っていたようだ。そしてそのそれぞれの節目が「祭り」であり、ハレの日と夜であった。
この太古の時間観(暦)は、日本人の精神の深層(古層)にしっかりとあり、その後の中国文化(中国仏教も)の受容により春節(正月)などを取り入れ、古代国家による官製化がなされ、さらには欧米文化を受容してきたいま現在に至っても基本的には変わらなかったようである。
新文化を表層において、あるいはより深く受け入れても精神の基底においては「日本(太古の日本人の精神)」があったのである。
すると、死と再生こそが「正月」(祭り、ハレの代表)の本義であったことになる。このときに生命を更新しなければ、世界と人間はケガレ(気涸れ)てしまうのである。
よみがえり(黄泉返り)とは、文字どおり死んで再生することである。当然のことながら、本当に死んでしまったらよみがえれないので、象徴的に儀式的に死ぬことになる。
太古の時間観(暦)と農耕文化が確立してくると、再生の中心は稲霊(魂)に移り、またこれと並行して祖霊崇拝を軸とした魂祭りの要素が大きくなる。
時期的には、農作物の取り入れが終わり次の農作業が始まるまでの農閑期が、一年の中で集中的なハレの期間となる。こうして正月が年中行事の中でも揺るがぬ首座につくようになったようなのだ。
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しかし八百万の神々は、神話の時代から今日に至るまで、時代とともに変化しながらも、さまざまな思想や宗教と宗教などと習合しながら、常に日本人の心に生き続けてきた。
2012年、現存する中では最古の歴史書「古事記(こじき・ふることぶみ)」が1300年を迎える。この「古事記」という書物には「国土の誕生について」「日本の神々について」「日本の歴史について」、「日本」と「日本人」のこの国のすべてのことが古代の人々の感性で語られている。
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古代の人々が心に描いた世界観である「八百万の神々が今も生きる日の本の国の神々のものがたり」を知ることで、今一度「日本」と「日本人」のことを真剣に考えてみよう。いや、エンターテイメントとしても大変に面白い物語だ。この記念すべき年を機会に、ぜひ読んでみよう。
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